両親の墓へ参る

画像は両親の形見。

私の幼い頃、父も母もお出かけの時に常に着けていた時計。

母はあまり着飾ることをしなかったので

何となく、この時計が特別なものに思えて

大切な腕時計。

まだ動くよ☆

。。。。。。

今日は私の、両親とご先祖様のお墓まいりへ

年初めのご挨拶。

親って、ずっとずっと生きているもんだと勝手に思っていたけど

あっさりと旅立たれてしまった。

母は私が２４歳の時

父は私が３１歳の時

2人とも病気で逝ってしまったので、あまり長く苦しまなくてかえって良かったかもと

今は思える。

父は全然夢枕にたってくれないけど

母は極々たまに𠮟りに来る。

母の出てくる夢は、必ずお店の支度を忙しくしている最中で

（ささ実家は飲食店で、学校行く前とか帰ってからとかよくお手伝いしてました。）

カウンター越しに忙しそうに仕込みをしている両親と、兄２人を

私がボーッと眺めていると

一番手前にいる母が私に向かって何やら怒鳴っている

でも声は聞こえなくって

私は「何言ってるの？何言ってるの？」って聞き返すのだけれど

母はただただ口パクで怒鳴っているだけで

私は少し悲しくなるのだ。

しばらく同じことを繰り返していると

やっと、大音量で母の声が聞こえるのだ

「〇〇しちゃダメよっ」て

あまりの声の大きさに、びっくりして目が醒める。

そんな夢

〇〇は、その時悩んでたり迷っていたりする事で

何となく、そっかって、気持ちが軽くなるのだけれど

でも、何であんなに怒鳴るんダヨォ〜ってちょっと憤慨。

夢だから、多分、自分の中でずっと悩んでいた事を

ただただ自己解決しているのを、自分で納得させるために

母親の残像を、脳内発生させているだけだと思うのだけど

でもね、もっと違う出てきかたもあると思うの。

母は少し不思議なことをいう人で

妙に必死で説得力があって、結果、母の言う通りにしていると

何となく怖い目に合わなくて済んだなって事があるので

そんな夢を見るのかなとも

不思議なことに、母が亡くなって兄が結婚した人も

母と全く同じ名前なのだ

お家を守っているのは母な気がして仕方がない。

いや、私は嫁に出た身で

本来はとーちゃんの方のお墓まいりに行かなくちゃなのに

実はそちらへは一度も行った事がないのだ

お義父さんもお義母さんの実家近くに居るので

お義母さんの方のお墓には手を合わせても、お義父さんの方には行けていないという。

いいの？って聞くと、いいのいいのって

自分のご先祖様ばっかり大切にしていただいて、何だか申し訳ない。

そ、そ、私の両親のお墓からちょびっと離れたところに

ひいじーちゃんとかが眠っているご先祖様のお墓があるのだけど

ちょっと気になる事があって、

父が亡くなってからあまり手を合わせていなかったのだけど

最近ちゃんとお参りするようになった。

今日は気になる墓誌を確認。

うん。

そんな1日でした。

いまだにふと考えてしまうんだけど

母は急に遊びにくる人だったから

急にね、ピンポーンってチャイムがなって

はーいって出ると

母が、母がね

「へへ。来ちゃった。お買い物行こう」って玄関口に立っている気がして

でも、そんな訳ないから、

悲しくて、寂しくて仕方なくなる時がある。

そんな時は、幽霊を信じたくなる。

たまにおいでよって強く思ってしまう。